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にょうげ芋と塩辛 

里芋を皮ごと塩茹でした「にょうげ芋」 

ぬるぬるしてるので皮がつるっと剥がれます。

それを塩辛につけて食べるのが島流です♪ 

お酒のお供だけでなく、昔はお茶請けでも出されました。

子供の私はお芋ばかりのおやつばかり出されて、

正直、胸やけするのであまり好きではありませんでした(;´Д`) 

正直、懐かしさのあまりで大人になってから食べるようになったようなもので。。

 

 

「カツオの塩辛」 

きょうは市販の塩辛を買ってきて、

ネギ、ニラのみじん切りに島とう(唐辛子)を合わせました。

これがにょうげ芋に合うんですよね♪ 

これが島のオーソドックスな食べ方です。♪ 

 

鰹の獲れる島だけに昔は各個人で塩辛を手作りしたものです。

三根地区にある魚屋さん「秀正商店」で作っている塩辛を分けてもらったことが

よくありました。

とろけてどす黒くドロドロになった塩辛を瓶詰めしてもらって帰り、

それを白いご飯にかけて食べようとしたら、

「お、、お前、、、そ、、それを食べるのか???」と夫に仰天されました。|д゚) 

 

「? な・に・か・?」 

 

男のオレだって、そこまでできないのに、お、おまえって奴は…💦

 

この塩辛をにょうげ芋につけて食べると美味しいんだよ。

と北海道出身の夫に言ったら、

ああ、それにはわかる。確かに里芋には合うよな…

それならわかるけど…

さすがご飯にはなぁ…(*_*;kusa…💦 

 

「? な・に・か・?」白いご飯にかけて平然と食べた私でした!(^O^) 

 

 

民宿仲間の母の友達の家に行った時、

塩辛の入った樽汁にさらにブツ切りカットした鰹を漬け込み、

その鰹を塊ごと出されたことがありました。

さすがにこれは…(*_*;…と渋る母に対して、

怖いもの知らず、興味津々の高校生の私は目を輝かせました。✨ 

「これは… 焼酎飲みのおとうちゃんの酒の肴に合いそう!👍✨」

 

思えばこの頃からゲテモノ好きの私が始まり、

飲んべいの父親譲りが決まっていたのかもしれません。

     ♪v(^O^)v-yeah!♪