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ネリ 

ネリ (島オクラ) いただきました。

雨続きでしたがもう収穫できてるんですね。

一般的なオクラとちがい、長くて丸みを帯びています。

角がないので食べやすく、チクチク感がなくマイルドな食感で、

島外に送るとだいたいが喜ばれます。

長くて15㎝くらいで、それ以上になるとスジが入って食べられません。

 

 

 

 

ネリのオーソドックスな島の食べ方をご紹介しましょう。

まずは「おひたし」ですね。

茹でて、カットして、おかかと醤油を垂らしていただきます。

個人的ですが、味の素を少しふるとおいしさが微妙に増します。

 

 

 

 

「天ぷら」

揚げると油跳ねするのであちこち竹串で穴を開けました。

ヘタの部分を切り取ってもいいですね。

揚げる時は十分に気を付けましょう。

はじめは卵なしの衣で揚げましたが、濃いめ味の卵入り衣に変えました。

三つ葉と人参の葉と玉ねぎのかき揚げも添えました。

天つゆ、もしくは塩振っていただきましょう。

 

 

 

温かいご飯にかけた「ネリ納豆」

ナマのままネリをすりおろして醤油をかけていただきます。

ネリが細いのですりおろす時におろし金で手を傷めないでね。

こちらも味の素を少し振って旨味を引き立たせています。

これに本来の納豆も加え混ぜて食べる人もいます。guru guru maze maze…

ネバネバ食品の定番ふたつ一気に合わせて健康な躰作りをしましょう。

 

 

 

「ネリのみそ汁」

ナマのネリをスライスカットして投入した味噌汁。それで終わりです。

余計なものは入れたくありません。

ネバネバ、ねっとりなので、

熱いまま喉に引っ掛けたら大やけどになりかねませんので

気を付けて食べましょう。だからこそ他の食材を入れたくないのです。

私は熱いのが好きですが、

お年寄りやお子さんには少し冷めてから出しましょう。

「冷や汁」にしてもいいですね。

 

木立ちのネリをたくさん収穫するにはけっこう広い畑が必要です。

昔、3~4本ほどのネリの栽培にトライしましたが、

本数が少なすぎて口に入るほどの収穫が待たされたことがあります。

ネリの栽培の歴史は古く、

島の人は畑を広く上手に使って来てるんですね。