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かき菜

八丈島の冬野菜の代表格、「かき菜」

いよいよ、トウが立ってきて細身の葉になりました。

3倍くらいの丸みがかった葉で12月頃から採れ始めます。

畑の隅っことかで毎年こぼれ種などで芽が出ていたり、

これから花を咲かせてタネを採取する人もいます。

 

かき菜で検索すると、

葉の形が島のかき菜とどれも違うんです。

アブラナ科だからいろいろあるんですね、きっと。

葉をかきとるから 「かき菜」っていうんだって。

 

以前、かつお菜とからし菜も作ったことがありますが、

これを合わせて2で割ったような独特の味でとてもおいしいです。

産業祭ではりっぱな高菜も展示されていたような。

ただ、...専門的にはわかりませんが、

同じ畑の中でいろいろ栽培しては……

交配してしまってこの「かき菜」の味が変わってしまうのではないかと

危惧してしまいます。

昔から伝わってきた島にある「かき菜」の味、守りたいものです。

   「かき菜ごはん」 ♪

 

ここのところ、混ぜご飯をUPしてどれも同じように見えますが、

それぞれに味が違います。かき菜の味、届けたいものです。

 

 

   「かき菜」の味噌汁 ♪

 

かき菜独特の香りと味を楽しめます。

 

あ~   いい香り……  あ~ いいお味……

 

皆さんにもおすすめしたい島の味のひとつでした。

 

* トウが立ってきたら、茎が筋っぽくなるので柔らかい葉を選びましょう。